112: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 18:12:15.79 ID:199Q0AEFo
そのまま事務所の扉を開けて退出し、エントランスをふらふらと進む。
――さっきのリフレイン、最後のあれは一体なに……?
凛は、握手会の時に感じたものとは異質な思考の逆流を、訝しんだ。
『ご……ち……そ……う……さ……ま……』
――御馳走様?
――一体何がごちそうさまなの?
エントランスの壁に力なく寄り掛かり、思考を整理する。
――冷静に、順序立てて考えよう
そう自分に云い聞かせて瞼を下ろすと、不意に、新宿を歩いている自分が視えた。
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