115: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 18:15:50.06 ID:199Q0AEFo
個室の鍵を閉め、白いショーツに隠された、誰にも許したことのない――はずの――場所へ、人差し指と中指を深く挿れると。
……指先に何か、ぬるりと、くっつく感覚があった。
自らの分泌液とは明らかに異質なそれ。
凛の顔から、血の気が引いて行く。
――まさか……まさか……
指を抜いて確認しなければと思うが、認めたくない答えが出たらどうしよう、と悩む別の自分が、行動を止めてしまう。
――そんなわけ……ない。……ないんだから……
凛は、ふぅ、と一息つくと、意を決して、眼を強く閉じて指を引き抜いた。
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