過去ログ - 凛「庭上のサンドリヨン」
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182: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:09:03.74 ID:199Q0AEFo
そしてその意識は、声に出さずとも彼女やトレーナーへと伝わる。

二人も、それに応えるかの如く凛への指導に熱が入る。

ポージングのほか、ウォーキングもこなす。
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183: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:09:36.28 ID:199Q0AEFo
しかしまゆは対照的に、こめかみを右手で抱え、少し顔も白くなっていた。

「あれ、まゆ、大丈夫? 調子悪そうだよ?」

「ううん、心配しないで大丈夫よぉ。少し奮っちゃったから、疲れが出ただけね、きっと」
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184: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:11:29.12 ID:199Q0AEFo





以下略



185: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:11:59.26 ID:199Q0AEFo

 PiPiPiPi……

ぱちり。

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186: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:12:35.61 ID:199Q0AEFo

今日も仕事。

今日もアイドル活動。

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187: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:13:53.75 ID:199Q0AEFo


・・・・・・


以下略



188: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:14:56.62 ID:199Q0AEFo
今朝は、山手線に三人も連続で飛び込んだらしく、ずっと止まっていた。

代替の環状路線として、大江戸線に振替輸送が押し寄せたのである。

死に急いだのはいづれも若い男だと云う。死して尚手間を掛けさせるとは、よっぽどロクな人生を歩んでいないのだろう。
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189: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:16:42.37 ID:199Q0AEFo
トラフィックが混雑しているのだろうか、数秒のタイムラグののち、データリンクを終え、メニューが表示される。


  { お仕事 } [ LIVEバトル ]
[ レッスン ] [ 特訓 ] [ ガチャ ]
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190: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:18:14.18 ID:199Q0AEFo

時刻はおよそ十時。撮影まではまだ時間がある。

久しぶりにNEURONetを散策しようか。

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191: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:18:51.11 ID:199Q0AEFo
キャプションには、「渋谷凛、自殺!?」と書かれている。

凛は、思わず吹き出してしまった。

――くだらないね。事実、私はここにいるではないか。
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192: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:19:36.33 ID:199Q0AEFo
そう云って、『閲覧用心』との注意喚起もそこそこに、興味本位で覗いてみた。

すぐに画が切り替わり、脳に流し込まれる映像は――飛び降り自殺の現場。

閲覧用心の注意書きは本物だったか、と驚くと同時に、凛は、何か引っかかるものを感じた。
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