過去ログ - 凛「庭上のサンドリヨン」
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194: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:21:09.10 ID:199Q0AEFo
『――COMMUNICATION HAS BEEN INTERRUPTED――』

突然、その表示とともに通信が途切れ、割り込みが発生した。

「――ごめんね、凛ちゃん、休憩中だったかしら」
以下略



195: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:22:47.03 ID:199Q0AEFo
凛が譜面を開くと、一瞬、視界が白く光り、しかしすぐ後に音符の奔流が脳へ染み渡った。

「うん、いい曲だね」

「――編曲が済んだパケはもう少し後で渡せそうだから、ひとまずはその譜面を吸収しておいてね」
以下略



196: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:23:30.54 ID:199Q0AEFo
不思議な現象に軽く溜息をつき、「仕方ない、他のを読もう」と新しいニュースを漁ろうとしたところで、微かな違和感があった。

「……あれ? 私、そもそも何の記事を読もうとしていたんだっけ……気のせいかな」

どうやら、ついさっきのことだと云うのに、新曲の報せを受けて、何をしていたのか、ど忘れをしてしまったようだ。
以下略



197: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:25:09.38 ID:199Q0AEFo

――

CGプロ収録フロアにあるCスタジオで準備をしていると、まゆが顔を出した。

以下略



198: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:28:41.46 ID:199Q0AEFo





以下略



199: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:29:32.86 ID:199Q0AEFo

 PiPiPiPi……

ぱちり。

以下略



200: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:30:33.96 ID:199Q0AEFo

・・・・・・

オフとは云っても、ワーカホリックな凛には、特にやることがないから困る。

以下略



201: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:31:43.44 ID:199Q0AEFo
「……え!?」

あまりの劣化に、愕然とした。

最近練習する時間が取れなかったせいなのかどうか知らないが、数日前よりも明らかにベースの腕が落ちている。
以下略



202: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:37:37.06 ID:199Q0AEFo
「そういえば、こないだのニューロキャストで練習風景を流したはず」

胡座のままの格好で、自らの携帯通信端末をポートに挿した。

CGプロのアーカイブを覗き、発信済みのログを探す。
以下略



203: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:41:28.79 ID:199Q0AEFo
「腕が落ちたってレベルじゃないでしょこれ……」

再生を止めた凛は、がっくりと肩を落とした。

「はぁ……Bill Dickensのベース教則をもう一度見よう……」
以下略



204: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:44:06.92 ID:199Q0AEFo

気付けば、時刻は昼過ぎになっていた。

くぅ、と鳴ったお腹で、時間の経過を知る。

以下略



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