197: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:25:09.38 ID:199Q0AEFo
――
CGプロ収録フロアにあるCスタジオで準備をしていると、まゆが顔を出した。
198: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:28:41.46 ID:199Q0AEFo
199: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:29:32.86 ID:199Q0AEFo
PiPiPiPi……
ぱちり。
200: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:30:33.96 ID:199Q0AEFo
・・・・・・
オフとは云っても、ワーカホリックな凛には、特にやることがないから困る。
201: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:31:43.44 ID:199Q0AEFo
「……え!?」
あまりの劣化に、愕然とした。
最近練習する時間が取れなかったせいなのかどうか知らないが、数日前よりも明らかにベースの腕が落ちている。
202: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:37:37.06 ID:199Q0AEFo
「そういえば、こないだのニューロキャストで練習風景を流したはず」
胡座のままの格好で、自らの携帯通信端末をポートに挿した。
CGプロのアーカイブを覗き、発信済みのログを探す。
203: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:41:28.79 ID:199Q0AEFo
「腕が落ちたってレベルじゃないでしょこれ……」
再生を止めた凛は、がっくりと肩を落とした。
「はぁ……Bill Dickensのベース教則をもう一度見よう……」
204: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:44:06.92 ID:199Q0AEFo
気付けば、時刻は昼過ぎになっていた。
くぅ、と鳴ったお腹で、時間の経過を知る。
205: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:44:44.09 ID:199Q0AEFo
ベースをスタンドに立て、ふぅ、と大きく息をついてソファへもたれた。
そのまま、何の気なしにポータルサイトへ足を運ぶ。
何か面白そうなものはないかな、とふらふら彷徨っていると、俄に盛り上がっているカテゴリがあった。
206: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/02(土) 23:45:48.70 ID:199Q0AEFo
キャプションには、「渋谷凛、自殺!?」と書かれている。
凛は、思わず吹き出してしまった。
――くだらないね。事実、私はここにいるではないか。
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