307: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/04(月) 01:21:50.62 ID:cp6WeGbSo
凛は、絶望を憶えた。
先ほどからの動悸がずっと止まらない。
「――賞味期限が切れて不要になれば、脳味噌をフォーマットしてから“マーケット”に売り払ったり、または新しい器を作製する為の“苗床”や“養分”にしたり」
むしろ、ちひろの物云いに、拍動はどんどん強まっていく。
「――勿論、フリトレだとか、特別移籍だとか、レッスンだとか、自分と向き合うだとかの言葉遊びをして、直接的な表現は避けていますけどね?」
もはや、表情は、怒りに紅潮して熱くなっているのか、恐怖に青ざめて寒くなっているのか、凛は自分では判らなかった。
375Res/192.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。