過去ログ - ウルトラマンゼロ「俺達は、一心同体だ!」叛逆ほむら「……ええ、歓迎するわ」
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2013/11/16(土) 18:37:35.44 ID:ZwsBG5kK0
―でも、さやかはすぐに右手に付けた腕輪から光る剣【ナイトビームブレード】を発現させると、あっさりと火炎弾を切り捨てていた―
杏子「!」
―その鳥はすぐに次弾を放ったけど、さやかは見事な剣さばきで放たれた火炎を全て逸らして近付くと、その鳥のクチバシを切り裂き、さらに強烈なキックの一撃を見舞っていた―
さやか「へへーん、見たか!
これが、さやかちゃんの超ファインプレー!!」
杏子「アンタ、随分と強ぇけど、本当にさやかだよな……?」
さやか「ちょっと、それってどういう意味よ!?」
―でも、あたし達が話している隙にその鳥は、飛んで逃げようとしていた―
杏子「ハンッ、逃がすかよ!」
―あたしの槍がそいつの羽を貫き、その鳥は落下していた―
さやか「サンキュ、杏子!
よーし、そろそろとどめの攻撃、行っちゃいますかっ!!」
―そして、さやかは腕を十字に組み、何らかの技を放とうしたけど―
ヒカリ「待て、さやか。
俺の仲間から聞いた情報では、あいつのクチバシの横にある袋の中には猛毒があるそうだ。
だから、そのまま倒すと周囲に毒が撒き散らされてしまうかもしれない」
さやか「でも、結界内で倒してすぐにあたし達が脱出すれば問題ないんじゃない?」
ヒカリ「この結界は非常に不安定だから、すぐに崩壊してしまう可能性がある。
そうなれば、外にまで被害が出てしまう可能性がある」
さやか「なるほど。
それじゃあ、どうしようかな……。
!」
さやか「そうだ、杏子!
ちょっとあんたに協力して欲しいことがあるんだけど」
杏子「何だ?」
さやか「これからあの鳥野郎をぶっ飛ばしてやろうと思ってるんだけどさ……。
あたしが必殺技を撃った直後に、あいつの周りをあんたの結界で覆うことって出来そう?」
杏子「あ、別に出来ると思うけど……。
どうしてわざわざそんなことをするんだ?」
さやか「何か、あいつは猛毒を持ってるらしくてさ、そのまま倒しちゃったら、ちょっとマズいみたいなんだよね。
だから……」
杏子「ああ、そういうことか。
分かったよ」
さやか「OKだね。
それじゃあ、準備はいい?」
杏子「ああ、こっちはいつでもいいぜ」
さやか「よぉーし、行くよっ!
杏子?」
杏子「アミコミケッカイ!」
さやか「今度こそ、これでトドメだぁ!」
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