過去ログ - ウルトラマンゼロ「俺達は、一心同体だ!」叛逆ほむら「……ええ、歓迎するわ」
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2013/11/04(月) 22:40:14.92 ID:amggqcgm0
―それから少し経って、私達二人は大量の魔獣達の群れと遭遇して戦っていた―
マミ「レガーレ・ヴァスタアリア!
今よ!!」
―私は拘束魔法で魔獣達を捕らえた後、佐倉さんにトドメを刺すように促したけど、どういうわけか彼女は動こうとはせず、何かを待っているようにじっとしていた―
マミ「……佐倉さん?」
杏子「……あっ!
行くぜぇー、ハァーーッ!!」
―でもその時、突然“桃色の光”が一閃し、佐倉さんが攻撃するよりも先に魔獣達の群れを狩り尽くしていた―
マミ「暁美さん、来てくれたのね!」
杏子「ちっ、何だよほむら。
久しぶりに会ったと思ったら、人の獲物を横取りしやがってさ」
ほむら「私は、あなたの手助けをしたつもりだったのだけれど……。
それに、どうせグリーフシードは均等に分けるのでしょう?」
杏子「いや、そういうことじゃなくてさぁ……」
マミ「まあまあ、佐倉さん。
私の分のグリーフシードを少し多くあげるから」
杏子「だから、そうじゃなくて……」
マミ「ところで暁美さん、この後の時間は空いてるかしら?」
杏子「アタシの話を聞けよ……」
ほむら「この“仕事”以外で、夜遅くに何か予定があるほど不良になった覚えはないわ」
杏子「相変わらず、口の減らないやつだな……」
マミ「それでね、もし、良かったらなんだけど……。
今日は、私達の家に寄っていかない?
久しぶりに、お茶でもどうかと思って」
杏子「マミ、ちゃんとケーキも用意してくれよな。
もう腹減っちまったよ」
マミ「もう、あなたは来る前に食べちゃったでしょう?
今日は我慢しなさい」
杏子「何だよ、別にちょっとくらい良いじゃんかよー」
ほむら「せっかく誘ってくれたのに悪いけど、もう遅い時間だし、今日は遠慮させていただくわ」
マミ「そう、残念ね……」
杏子「ちょっと待ってよ、ほむら。
アンタに話があるんだ」
ほむら「何かしら?」
杏子「出来れば、二人だけで話したいんだよね」
マミ「あら、佐倉さん。
私に聞かれたくない話でもあるのかしら?」
杏子「別にそういうんじゃねぇって。
あー、そうだマミ。
アンタは先に帰って紅茶の準備でもしててよ。
何とかコイツも連れてくからさ」
ほむら「……ちょっと」
マミ「分かったわ!
それじゃあ暁美さん、また後でね!!」
ほむら「……」
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