過去ログ - 霧切「苗木クン……ごめんなさい」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/03(日) 02:15:25.56 ID:TEUt75UN0
これまでの生活で一階は初日から嫌というほど調べた。その中で地下への通路は見つけられなかったのだから、おそらくは無いのだろう。
十神「だが、これはあくまで憶測でしかない。無駄骨になる可能性もあれば、そもそもお前が帰ってこれる保障もない。それでもいいんだな?」
霧切「十神クンらしくないわね。まさかアナタからそんなことが聞けるなんて」
十神「質問に答えろ。どうなんだ」
朝日奈さんや葉陰クンたちの心配そうな視線が私に集まる。
霧切「……わかったわ。必ず、連れてくる」
彼が私の無実を証言してくれるとは思えない。
私が彼を見捨てたのは事実で、アルターエゴの介入が無ければ死ぬことになっていたのだから。
……それでも、私はもう一度苗木クンに会う。
このままのうのうと生きるなんて、私にはできそうもなかったから。
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