過去ログ - 【いつ戦うの?】聖闘士星矢vs幽遊白書【今でしょ!!】
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◆tsGpSwX8mo
2013/11/03(日) 21:18:13.16 ID:pgGe6ljR0
不気味な笑い声が頭の中に響く……フェニックスの聖闘士・一輝は満月の夜……暗く不気味さを漂わせる森の中で目を覚ました。
その邪悪なるコスモから、この笑い声の主はリリスの戦士だということは容易に想像がつく。
しかし敵の姿が見当たらない。
一輝「隠れていないで出てこい!」
?「そう焦るな 私はお前とちゃんとした勝負がしたい すぐにその時はやってくるだろう」
一輝「そんな暇はない! 今すぐ出てきて俺と勝負しろ!」
?「まぁそういうな……楽しみにしているぞ」
蝙蝠使い「人間の臭いだ……」
途方に暮れる一輝の前に禍々しき、妖気を放つ得体の知れない生き物が姿を現す。
それは人でも動物でも昆虫でもない、いわば物の怪の類だ。
頭部から三本の角が生えた巨大な赤鬼、そして木にぶら下がり、赤く光る眼と白髪の物の怪、そして一見、人間のような姿をしているが、紅に染まった長髪と気持ち悪いくらい、鍛えられた肉体を持つ、物の怪の三匹。
一般の人間なら脅えて逃げ出そうとする
しかし、そんな物の怪ですら、一輝にとってみれば、ただの五月蠅い蠅でしかない。
一輝「今、俺はイライラしている……命の保証はできんがいいか? それでも戦いたいというのなら、死にたい奴から前に出ろ それとも三匹、纏めて相手をしてやろうか?」
乱堂「剛鬼、蝙蝠使い、こいつ妖怪の俺達に喧嘩を売ってるようだぞ?」
蝙蝠使い「人間のくせに生意気だな 丁度、腹が空いていたところだ この蝙蝠使い様が相手をしてやろう」
大量の蝙蝠が夜の闇に紛れて、一輝を襲う……しかし一輝は金色に輝く、コスモを体中から発生させると、大量にいた蝙蝠は一匹残らず、力尽き、一輝の足下に落ちていった。
蝙蝠使いは常人を遥かに超えた素早さを武器にしているが、それ以上のスピードで動く、聖闘士にとってみれば、スローモーションにしかすぎないのだ。
決着はあっという間についた……一輝の拳が蝙蝠使いの顔面をとらえた。
蝙蝠使いは約三十メートル先にある大木に体を打ち付けられ、そのままピクピクと体を痙攣させ、立ち上がることができない。
おそらく、自分に何が起こったか分からずに意識を失ったであろう。
そんな蝙蝠使いを見て、一輝は苦笑いをしながら、呟く。
一輝「弱い……」
一輝の発言に赤い髪を靡かせた乱堂が怒りを露わにする。
乱堂「この俺、乱堂が相手だ!食らえ!火掌発破拳!」
乱堂の手から火の玉が放たれるがそれを一輝は片手で受け止めると、火の玉を乱堂が放った以上のスピードで投げ返す。
何とか回避した乱堂だが、火の玉を投げ返す一輝に驚きを隠せなかった。
一輝「そんなチンケな火の玉では俺の薄皮一枚燃やすことはできんぞ?」
乱堂の拳が怒りで震える。
乱堂「だったら、これはどうかな?」
口から糸を吐き、その糸は一つの大きな塊となり、一輝を縛り上げる。
乱堂「その糸は力を入れれば、入れる程、キツく締まるのだ」
勝利を確信し、高笑いを始める乱堂だったが、すぐに顔が青ざめていく。
一輝の体に巻きついていた糸は一輝の小宇宙の前に焼けるように消滅していく。
乱堂「こうなったら!」
乱堂は念仏を唱え始める。
正攻法では勝ち目がないことを悟り、最後の奥義を繰り出そうとしているのだ。
そんなことを知らない一輝は乱堂に向かってゆっくりと足を進める。
一輝「妖怪が神頼みか?笑えるな……ん?……ナニぃ?!巨大化しただと?!……違う……俺が小さくなったというのか?!」
さすがの一輝もこれには驚くことしかできなかった。
乱堂「そうだ!例えお前がいくら強かろうとそれではどうしようもない 踏みつけて、跡形も残らないように潰してやる!」
乱堂の足が小さくなった一輝を踏みつぶす。
一輝「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
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