過去ログ - 【いつ戦うの?】聖闘士星矢vs幽遊白書【今でしょ!!】
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6: ◆tsGpSwX8mo
2013/11/03(日) 21:20:04.74 ID:pgGe6ljR0
剛鬼「おい、どうした乱堂?!」

廃人のように虚ろな目で力なく、立ち尽くす乱堂を剛鬼が心配する。

一輝「乱堂とやらはもう廃人同然になったのさ……俺の鳳凰幻魔拳によってな……この技は相手の心の中に潜んでいる恐怖心を増大させることで、相手の神経にダメージを与え、幻覚や悪夢を見せて精神を破壊する技……そいつの神経はズタズタになり体力、気力、共に残ってはいない」

剛鬼「バ、バカな?!……お前、本当に人間なのか?!霊界探偵以外でここまで妖怪を上回る力を持った人間など見たことがない!」

一輝「ふん……よく聞け、雑魚共……これがお前らが見下していた人間の力だ その程度の実力で、妖怪とは笑止 お前が最後の一匹だな、見た目だけは強そうだが、実際はどうかな?」

剛鬼「貴様!!!!」

剛鬼が巨体を揺らして、一輝に攻撃をしかけるが、小柄な老婆が一輝と剛鬼の間に割って入る。
一見、小柄な奇怪な恰好をした老婆だが、一輝は少々後ずさりした。
それほど凄まじい闘気を、オーラを感じたのだ。
しかし、それは妖怪が放っていた禍々しいものではなく、清らかで雄大なオーラだ。

幻海「やめんか!剛鬼!お前らが束になったところで勝てるような相手ではない!」

剛鬼「幻海!……しかしこの男は……」

幻海「剛鬼よ お前は誰のおかげで牢屋から出れたと思っているのじゃ?誰のおかげでただ飯が食べていると思っている?」

剛鬼「そ……それは……」

幻海「とっとと乱堂と蝙蝠使いを連れて、持ち場に戻れ。幽助が来てしまうぞ」

剛鬼は悔しそうに一輝の顔を見ながら、乱堂と蝙蝠使いを背負い、深い闇の中に消えていった。

幻海「すまんかったな、お詫びをしたいからついてこい」

一輝「詫びなどはいらない 俺にはやるべきことがあるのでな」

そう……一輝にはやることがある。
リリスの戦士を倒し、未来を救うことが最優先。

幻海「良いからついて来い」

だが、もしかしたら、この老婆はリリスについて何か知っているのかもしれないとふと思いついた。
あれだけのオーラを放ち、妖怪を手懐ける時点でただものではないと一輝はふんだのだ。
だとするとついて行くのも悪くはない。

一輝「ふん……いいだろう」

一輝は老婆に連れられ、森の中を進んでいった。



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