過去ログ - 【R-18】舞園「苗木君の鶴が私のナカにッ!」苗木(この舞園さんは嫌だ)【18禁】
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◆viiWRiLRjFiX
[sage saga]
2013/11/03(日) 21:58:00.66 ID:R00ldDfL0
◇◇◇
「苗木君……苗木君……起きてください。そろそろ夕食の時間ですよ」
「…………ぁ」
いつの間にかボクは居眠りをしていたようだ。
舞園さんが座っているボクの膝に頭を乗せていた。
小首を傾げながら、ボクのことを上目づかいで見ている。
それは、清純派アイドルがやる仕草ではない。
媚態としか表現のできない視線だった。
「……どうかしました?」
……いや、寝起きで少し気が立ってるのもしれない。
ボクはそう思い直すことにした。
「起こしてくれて……ありがとう。舞園さん」
「いえいえ」
「じゃあ、食べようか……?」
「はい!」
夕食は自分の手で食べた。
マッサージのときにいかがわしい行為にまで発展したら、夕食は昼食と同じようになる。
しかし、マッサージのときにそこまで発展しなかったら、夕食は談笑しながら普通に食べる。
ボクが以前そう決めたんだ。
今の舞園さんはボクの恋人であり、助手でもある。
だけど、ボクは助手としての舞園さんが嫌いだ。
もちろんその線引きは難しい。
ただ、ボクの中では一定の基準がある。
起きてからしばらくの間――食料を調達するために部屋を出るまで――は、舞園さんは恋人としてボクに接してくる。
普通の恋人というには語弊があるかもしれないけど、ボクを苛立たせるような媚はない。
だから、どんなにベタベタしてきても嬉しさの方がわずかに勝る。
まれに、助手としての舞園さんが見え隠れするけど苛々するほどではない。
多くの場合、ボクが不安にさせてしまったことが原因だから……。
だけど、あの綺麗なお辞儀――アイドルのときに見せたような仕事用の綺麗なお辞儀――をした後に、
ボクを癒そうとしてくる舞園さんは違う。
ベタベタしてくると気持ち悪い。偽物にしか思えない。
だから、最近はマッサージの最中に寝てしまう。
助手である舞園さんから目を背けたくて……ボクは動かないようにしていた。
そして、夕食もそのままのテンションで食べる。
夕食さえ乗り切ってしまえば、大体の場合、舞園さんは恋人に戻ってくれるからだ。
オンとオフの切り替えって言うのだろうか?
舞園さんの中で何かが変わっているのが分かるんだ。
そうすれば、あとは寝るまで平和に過ごせる。
舞園さんの嬉しそうな笑顔を見て、ボクも癒される。
だけど、今日に限って……夕食後なのに、舞園さんは助手として発言した。
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