過去ログ - 【R-18】舞園「苗木君の鶴が私のナカにッ!」苗木(この舞園さんは嫌だ)【18禁】
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7: ◆viiWRiLRjFiX[sage saga]
2013/11/03(日) 21:44:07.01 ID:R00ldDfL0
◇◇◇
「……苗木君?」

どうしてこうなったんだろう? という疑問を感じつつ、ボクは舞園さんの声で現実に引き戻された。

「……今度はボクの部屋に行こうか?」
「はい!」

互いの部屋は交互に行き来している。
片方の部屋を一晩かけて汚すだけ汚したら……、もうひとつの部屋に移る。

他の人とは違う生活リズム。
他の人と会わないための生活リズム。

夜時間が始まる少し前に起きて、食料を取ってきて……。
夜時間が開始してから朝ごはんを食べて……。

みんなが寝ている間に……ひたすら溶け合うようにして交じり合う。
交じり合うのに飽きたら、もうひとつの部屋に行き、昼食を取って2人だけで談笑する。

そして、昼少し前に夕ご飯を食べて……、昼過ぎに一緒に眠る。

「昨晩もお楽しみでしたか?」

「えぇ、おかげさまで」

「……セクハラ的な質問にもあっさりと答えるようになったらつまらないね」

「うふふ……いつもありがとうございます。モノクマさん」

部屋の外に出ると……モノクマがまるで清掃員のような恰好をして立っている。

初めの頃、ボク達に不自由をさせないと行ったのは本当のようで……部屋を空けておくと、
ホテルの従業員みたいに清掃をしておいてくれる。

ただ、「教師として、不登校児の世話もやらないといけないよね。うぷぷ……」と言っていたから、
もしかしたら、本当はやるつもりもなかったのかも……。

単なる気まぐれか、ボク達の様子を面白がっているのか、明確な意図があるのか、そのあたりはよく分からない。

「ごゆっくり〜」

「はい!」

「………………」

ただ、まぁどれでもいい……。
ルールや約束自体は守るようなので、邪魔をしなければボク達に危害を加えることはないだろう。
だから、今はモノクマの考えなんて気にしてられない。

「モノクマさん、仕事が丁寧ですよね」
「そうだね……」

ボクの部屋に入って、舞園さんはそう言った。
この部屋も昨日散々ぐちゃぐちゃにしたのに……今ではすっかり綺麗になっている。

テーブルの上にはラップで包まれた食事が用意されている。
まぁ、用意って言っても……こちらに関しては、あらかじめボクが食堂から持って来ておいたものなんだけど……。


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