442: ◆jcwh7PSaWI[saga]
2013/12/12(木) 00:02:24.38 ID:8tLHv8Zz0
「……光が、おさまった?」
「勇者は、さっきの女の子は一体どうなったんだ?」
ヒラッ…
ヒラヒラ…ヒラ…
「わぁー!空からリコの花がいっぱい降ってきたー!キレー!」
「おい!さっきの巨人がいなくなってるぞ!!」
「やった!!……って言うか壁もない!?」
「待て、ここを覆っていた壁が全部なくなってるぞ!?」
「えらいこっちゃー!!壁がなかったら巨人が攻めてくるじゃないかー!!」
「……でも、壁のあったとこより向こうに巨人が全然いないぞ?」
「本当だ!!見ろ!地平線が見える!!そして巨人が一体も見えないぞ!!」
「人類は…もう巨人に恐怖しなくていいのか?世界は…救われたんだな!?」
「もう世界のどこにも巨人はいないんだ!」
「勇者の聖なる光が世界を救ったんだ!」
「じゃあさっきの女の子は世界を平和にする天使だったんだ!」
「この降りそそぐリコの花は祝福の花だ!」
「バンザイ!!勇者バンザイ!!」
アルミン「あの2人のおかげだ!!僕たちはこれからどこにでも行ける!!どこにだって行ける!!!」
エレン「ああ!あいつらが、ニケとククリがやったんだ!!」
エレン「人類は……俺たちは……ついに本当の自由を手に入れたんだ!!!」
ワアアアァァーッ バンザーイ! ハレルヤー!
ミカサ「……」
ミカサ「魔法陣が消えていく……」
ミカサ(今はすごく喜ばしい場面のはずなのになんでだろう、胸の奥がきゅうってなる)
ミカサ(まるで、もうあの子とは二度と会えないみたいな、そんな気が……)
ミカサ「ばいばい……私のお友達」ツゥー・・・
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