過去ログ - 八幡「異性に抱きつかれると猫になる体質」
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2013/11/07(木) 01:24:18.47 ID:yPGP+07s0
雪ノ下「ええ、私も背筋が凍ったわ」

八幡「やらせといてなにその酷評。死にたくなってきた」

雪ノ下「もっと演技力を磨いておいてね、比企谷君」

八幡「またやらす気かよ」

小町「小町ももっとかわいいお兄ちゃんが見たいなー」

八幡「かわいい兄が見たいって、兄妹関係として間違ってるだろ」

八幡「とりあえず雪ノ下、そろそろ一回離して欲しいんだが」

八幡「お前が抱っこしてると戻れないんだよ」

雪ノ下「戻らなくてもいいのではないかしら?むしろ一生その姿の方が、あなたは幸せな人生を送れると思うのだけれど」

小町「小町もそれは同意しちゃうなー」

八幡「それでも俺は人間の俺がいいんだ」

雪ノ下「とにかく、取引の条件として、猫になったあなたを好きに抱っこしていいと了承したのだから」

八幡「ちょっと待て、好きにしていいとまでは言ってない」

雪ノ下「そうだったかしら?じゃあ条件に追加よ。いいわね」

八幡「今の俺には覆せないと思ってひでえことしやがる……」

雪ノ下「どうやら納得もしてもらえたみたいだし、少なくとも今日私が帰るまでは、抱っこし続けるからそのつもりで」



雪ノ下「……」ナデナデ

八幡「……」ムスッ

小町「どうですか雪乃さん、お兄ちゃんの撫で心地は」

雪ノ下「そうね……まあ、良いと言っても構わないかしら」

八幡「さんざん撫でておいてその言いぐさか……」

雪ノ下「むすっとしながらも、されるがままに撫でられているのは得点が高いわね」

雪ノ下「普通の猫のように途中で嫌がって引っ掛かれもしないし、撫ですぎることによって猫にストレスを与えてしまう心配もないし」

八幡「今ストレスマッハだよ俺は」

雪ノ下「これならもう一度撫でてあげてもいいわね」

八幡「頼んでないし、別に撫でてもらわなくても俺はいいんだけどな」

雪ノ下「……このたまに耳に入ってくる比企谷君の音声だけはマイナスかしら」

雪ノ下「気分が削がれてしまうわ」

八幡「はいはい。黙ってればいいんだろ」

八幡「……」ムスッ

雪ノ下「……ふぅ」

八幡「……どうした、震えてるけど」

雪ノ下「いえ、なんでもないのだけれど」

小町「雪乃さん、小町には分かりますよ……」

小町「むすっとしながらも撫でられてるお兄ちゃんを見てるときゅんきゅんしますよね!!」

雪ノ下「そう、かもしれないわね」プルプル

八幡「俺には分からんわ……」

雪ノ下「そういえば小町さん、お願いがあるのだけれど」

小町「なんですか?」



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