過去ログ - 八幡「異性に抱きつかれると猫になる体質」
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2013/11/07(木) 08:33:58.60 ID:yPGP+07s0


八幡「あー……朝か」ムクッ

雪ノ下「……」

八幡「雪ノ下……?ああ、一緒に寝たんだった……あれ、なんか起き上がっただけで視線高い……な」

八幡「……」

八幡「……やばい」

八幡「雪ノ下を起こさないように出て、服を着なければ」

八幡「朝起きたら裸の男が寝室にいたとか、こいつはなにをするかわからん」モソモソ

八幡「……」ソーット

雪ノ下「おはよう、比企谷君」

八幡「……おはようございます」

雪ノ下「元に戻ってしまったのね。猫のあなたの顔を見ながら、起きたかったのだけれど」

八幡「なんか、すいません」

雪ノ下「まあ、また猫にしてしまえばいいだけのことなのだけれど」ダキッ

八幡「……」ボンッ

雪ノ下「さ、朝御飯にしましょう」

八幡「順応早すぎだろこいつ……」


雪ノ下「また元に戻ってしまったの」

八幡「仕方ないだろ。変身時間は自分で操作できないんだ」←服は着た

雪ノ下「私も小町さんのように、あなたに変身トラウマを与えるテクニックを覚えたほうが……そのためには、通常の変身時間の把握を……」ブツブツ

八幡「早く飯にしようぜ」

雪ノ下「比企谷君」

八幡「なん」

雪ノ下「……」ギュッ

八幡「ボンッ……せっかく服を着たんだが」

雪ノ下「どうせ用意した朝食は猫用だもの。そっちの姿のほうがいいわよ」

雪ノ下「だいたいこつはつかめたわね」

八幡「こいつ、化け物か……小町でも習得に時間がかかったこれを、あっさりものにするとは」

八幡「やはり天才か……」

八幡「で、おかげで俺は今日学校に遅刻しそうなんだが」

雪ノ下「学校までは私が連れていってあげるわ」

雪ノ下「始業までにあなたが戻れるかどうかは分からないけれど」

八幡「もっと後先考えてくれ」

雪ノ下「これからは気を付けるわ」

雪ノ下「そろそろ人通りも増えてきたことだし、一度鞄の中に入って」

雪ノ下「もちろん、声や物音は立てないように。分かっているとは思うけれど」

八幡「もちろんだ。面倒事はごめんだからな」

雪ノ下「校舎に入った後は、部室に向かうから、そこで元に戻るまで」

「やっはろー、ゆきのん!」

雪ノ下「……」


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