過去ログ - 【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第20位【アラフォーマーズ】
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43: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2013/11/07(木) 20:39:38.20 ID:6cLfmrnfo
>京太郎とトキィ


>眼精疲労に悩まされていた俺は、毎週診察を受けていた。

>低下し続ける視力。

>かつては昼間の星をも捉えていた俺の目は、

>今や北斗七星の横の星どころか、普通の景色を見るのさえ儘ならない。

>特に、遠くのものにピントを合わせるのが困難になっていた。

>総合病院に通っていた俺は、そんな中で一人の女性に出会った。


怜「どないしたん?」


>……なんでもないっす。

>園城寺怜――この病院に入院して長いという、儚げという言葉の似合わない女性だ。

>儚げと言うには、あまりにも濃密に気配を感じるのだ。

>死の匂い。

>折れそうな骨と皮が織り成す、薄れてしまっているが故に鮮明に映る死の気配。

>余計なものが剥がれ落ちてしまったが故に、却って彼女の存在感を浮き彫りにしている。


怜「そんな顔してると、幸せが逃げるで」

怜「お手々の皺と皺を合わせて、幸せってなー」


>……笑えない。

>彼女の手は、艶や張りという言葉から遠ざかったものになっているから。

>それが精一杯の強がりと知っていても、口角をぎこちなく吊り上げることすらできない。

>俺は無力だ。


怜「……自信ある、自虐ネタやったのにな」


>……すみません。



>で、手術する云々、俺が約束する云々、困難に勝ってみせる云々、俺が証明する云々で

>ころたんから三倍役満直撃されてミンチ

>大爆笑した園城寺怜は免疫力が回復して手術に成功したとかしないとか



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