過去ログ - 健夜「せめて思い出に須賀る」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/11/07(木) 21:57:57.10 ID:a6vQvzjfo

最初彼は私の弟だった。

そのときはあくまで義理であり、血の繋がりなど無かったが。

だけど目一杯可愛がったし、面倒も見てあげていた。

そしてその弟を失ってから私の輪の中を歩む人生は始まった。

次に彼はどこかの御曹司だった。

そこでの彼は母親を失って色々傷付いていたけど気付いたことも築いたものもあった。

途中助けてあげたいとも思ったけど彼は自分で立ち上がる強さがあったし周りの協力もあって立ち直った。

だから私の手は必要なかった。

その次は誰かの彼氏として出会った。

そのときは彼自身が立ち直るのではなく、むしろ支える側に彼の立場はあった。


何回も過ぎていく人生。


きっと……私一人だけ、世界に置いてけぼりなんだ。


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