過去ログ - 健夜「せめて思い出に須賀る」
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/11/07(木) 23:38:26.67 ID:a6vQvzjfo

――高校三年――


進路を考えてなかったので担任の先生に呼び出された。


「なぁ小鍛治、お前進路どうするの?」


「えっと……実は何も考えてないです……」


「……一応お前の学力だと普通に受験しても受かるだろうし特待制度もあるからそっちからでも大学に行ってもいいと思うぞ。」

「麻雀プロの道もあるだろうし悩むとは思うがちゃんと考えておけよ。」

「お前の人生はお前のだけの物だから先生としては好きな道を選んで欲しくはあるが。」


生まれてこの方麻雀以外でお金を稼いだことが無い私は大学に行ってプロデビューか大学等を行かずにプロデビューしか選択肢が無かった。

そこで私はほんの思いつき言ってしまった。


「長野の大学に……教育学部に行きます。」


「何でまた教育学部に……しかも何で長野なんだ……」


「えっと……先生みたいになりたいから?」


「それで先生になって子供に麻雀を教えるとかか?」


「そういうことです。」


我が事ながらかなり適当なことを言ってしまった。

若干嬉しそうにしている先生には申し訳ない気分だ。




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