過去ログ - 【俺ガイル】比企谷八幡　「やはり俺は手作りバレンタインに弱い」 -SS速報VIP

過去ログ - 【俺ガイル】比企谷八幡　「やはり俺は手作りバレンタインに弱い」

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302: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/12/01(日) 02:18:28.75 ID:ixnEj+eO0

見てるのか見てないのかよく分かんない感じで映画も進んでいく。
由比ヶ浜も俺も食べ終わり、食後の紅茶を飲みながら映画鑑賞が続く。

由比ヶ浜は一々笑ったり、涙ぐんだり忙しい奴だった。

以下略

303: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/12/01(日) 02:24:09.51 ID:ixnEj+eO0

「ん～ヒッキーって休みの日は何してんの？」

「アニメ見るか本読むか寝るか」

以下略

304: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/12/01(日) 02:28:36.76 ID:ixnEj+eO0

まあやる気があるんだったらとやかく言う必要もない。

以下略

305: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/12/01(日) 02:33:15.70 ID:ixnEj+eO0

だから何てことのない日常の1風景を、シンプルな文章によって表現しているお気に入りの作家の本を数冊選び出す。

以下略

306: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/12/01(日) 02:45:26.69 ID:ixnEj+eO0

チラリと由比ヶ浜の方を見てみると、彼女は本当にころころ表情が変わる。
それだけでどんなシーンが描かれているのかが手に取るようにわかる。

こぼれそうなほどの笑顔、嫌な物を見て眉根を寄せる表情、理不尽な出来事に怒る彼女。

以下略

307: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/12/01(日) 02:48:09.24 ID:ixnEj+eO0

気が付くと本の文字が見辛くなるほど日が沈んでいた。
集中して読書してると時間の流れを忘れる。

以下略

308: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/12/01(日) 02:52:09.05 ID:ixnEj+eO0

起こすべきか放っておくべきか少しの間戸惑う。

由比ヶ浜の寝顔を何の気なしに見てみるとその肌の白さに目を惹かれた。

以下略

309: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/12/01(日) 02:58:52.96 ID:ixnEj+eO0

寝ている隙にやるなんて卑怯者かもしれんが、誰も見てないんだし問題なし。

俺は彼女の髪に触れてみた。

以下略

310: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/12/01(日) 03:02:21.52 ID:ixnEj+eO0

髪を撫でながらデコに「肉」か「ビッチ」か、はたまた全然違う文字か…何を書こうかと考えていると
由比ヶ浜が目を覚ました。

以下略

311: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/12/01(日) 03:05:49.41 ID:ixnEj+eO0

「か、かお」

「顔？」

以下略

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