過去ログ - ブギーポップ・クロス Part2 〜神様のクラクション〜
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40: ◆qXEKQweJllf.[saga]
2013/12/03(火) 01:20:17.48 ID:5P51h/oho

「するわけないだろ。男友達みたいに自然に楽に接することが出来る女友達なんて、お前くらいのもんさ」

「……つまり、キョンは私のこと女として見てないわけね!こんなに可愛くてスタイルもいいのに……あんた頭大丈夫?」

「そのセリフそのままお返しさせてもらおう。
可愛くてスタイルがいいのは認めるが、頭がおかしいのは明らかにお前だ」

なんだかまだぎこちなさを感じるが、やっといつものハルヒに戻ったような気がした。

なんとなく今日のハルヒはやりにくい。

「なんであんたが私のスタイルが良いとか言えんのよこの変態」

「お前は俺に掴みかかって来たりするだろう、ちょうどいいから言うけどあの時胸がすごい当たってるからな。
それに、バニーやらなんやら肌の露出の多いコスプレもしてるし……」

ハルヒの顔が真っ赤になった。

「今更照れてるのか?」

「むしろあんたはなんで平然としてんのよ……」

「もう慣れた。それに意識したら妙な距離感をとっちまうだろ?」

微妙な距離感で一緒にいる事ほど精神的にキツイ事はない。

「あんたってよくわからない……けど、少し見直した。
やっとあんたもSOS団員ね!」

何をどう見直され、何故設立当初からいる俺が今頃団員と認められているのかさっぱりわからないな。

だが、

「ほら、キョンいくわよ!お腹空いちゃった!」

涼宮ハルヒが笑ってる。

それだけで俺は良かった。



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