過去ログ - ブギーポップ・クロス Part2 〜神様のクラクション〜
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◆qXEKQweJllf.
[saga]
2013/11/08(金) 11:40:52.82 ID:99tRwpu/o
「ご存知ではないのですか?」
やや驚いた顔の古泉というのも少し前ならなかなか珍しいものだったかもしれない。
こいつの表情といえば笑っているか驚愕しているのかのどちらかだった。
それほど、こいつは自分を殺し、有事の時以外はニコニコしていたのだ。
「知らなくて普通。むしろ古泉一樹、あなたが知っているのがおかしい。
ブギーポップは女子の間だけに回る噂。
……本当はあなたも女?」
古泉に答えたのは、ちゃっかり新しいお茶を飲んでいる長門だった。
「……冗談、ですよね?
まさか本気で僕が女かも、なんて思ってませんよね?」
「……ユニーク」
「何がですか!長門さん?長門さーん?」
以前ハルヒに無理矢理女装をやらされた時のハルヒの一言。
それが古泉にとっては耐え難い屈辱だったらしい。
女装古泉を見てハルヒは言った。
「……正直私よりも可愛いんじゃないかしら?」
それが、古泉のプライドだかなんだかを傷つけたらしい。
ちなみに、俺はその日たまたま岡部に仕事を押し付けられたので見れなかった。
見たくもないがな。
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