過去ログ - 貴方「どこ？は？幻想郷？」慧音「……すごいな君は」
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32:厨弍猫 ◆3K3FiwUc8aBQ[aga saga >>1が作った事がある奴が牡丹餅とマドレーヌだけ…だと？]
2013/11/09(土) 21:27:52.80 ID:k0p2fLPFO
「じゃあみんな、俺が見本見せるから真似して作ってね」

「「はーい！！」」


貴方は手際良く、五つのお菓子同時にを調理して行く。一つ一つ作っていくと無駄に時間がかかるだけだからだ。

まずは一番シンプルで簡単なべっこう飴を作る。


「べっこう飴は簡単にできるから、苦手な人はこれを作ってね」


大量の砂糖にその三分の一程の水をいれて煮詰め、ちょびっと酢を入れる。

そして形に流し込んで完成だ。

その煮詰める間にマドレーヌとマフィンを作る。どちらも似たような物なのでサクッと作れた。


「林檎も煮詰めたし……よし。慧音さん、餅突くので手伝って下さい」

「う、うんわかった」


貴方と慧音は、始めての共同作業をする。

ペッタン、ペッタン、ペッタンと餅を突く。


「慧音先生が餅作ってくれたからみんなで餡子をつめるぞ！！」

「「はーい！」」


元気良く、子どもたちは餅と格闘しはじめる。貴方はそれを眺めながら、最後に巨大なアップルパイを焼き上げた。


「ふぅ。紅魔館で作り慣れてなかったらきつかったかな？あ、慧音さんお疲れ様でした。良かったらこのマドレーヌ食べませんか？」

「ありがたく貰うよ」


生徒達が貴方のアップルパイを美味しそうに食べてる中、貴方たちはのんびりとお菓子を食べる。

慧音はここが寺子屋じゃなければなあ。

そう思いながら正一のマドレーヌを頬張った。


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