102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/16(土) 21:34:17.79 ID:3Q6oKTt2o
恋 「……土属性の能力を持つラスボスなんて、聞いてないよ……」
恋 「土属性って、基本四天王の中でも最弱ぅっ! って分類だけど……」
恋 「使い方やその分類によっては、最強でもあるんだよね。かといって、私の能力がへっぽこなのも一つの原因」
例えばそう、指先に炎を灯すとしよう。簡単な事だった。それは念じるように描くだけで、火が灯る。
指先に小さく揺らめく炎。それを少し伸ばすように変化させる事もできるし、これを土に変える事も可能。
そして、今穿いているブルマだって、複製の真似事だって出来る。が、出来上がるのは何かの布切れのような物体。
そう、私の能力は基本何でも出来てしまう全知有能、スキルマスターという能力。
しかし、それらは訓練しないと使いモノにならない、どれもへっぽこで、レベルが1程度の能力なのだ。
最大で100まで伸び代があるとしたら、これは相当何かに絞り込んで修練をしないと話しにならない程度の能力。
恋 「でも、応用すれば何とか勝てるハズ……って、いきなり地面からツルのようなもので縛られて」
恋 「お仲間の女の子の一人に結晶化させられて、逃げ帰るハメになって……」
恋 「一人でパワーシード栽培施設を破壊しようだなんて、思い上がりだったのかなぁ」
詩乃 「……何を一人でぶつぶつと」
恋 「あ、詩乃先輩。それに瑞希先輩も。おはようございます」
瑞希 「暗い顔しちゃ、可愛い顔が台無しじゃないの〜。ふふ」
詩乃 「ところで、小夜の具合はどう? 恐らく一週間は寝込むと思っていたけど」
恋 「……さっきまで、普通に話してて、白組の方へ行っちゃったけど、なんで?」
詩乃 (……病院送りにしたハズなのに。入院するハメになったハズなのに) ヒソヒソ
瑞希 (もしかして、愛ちゃんの特製治療ドリンクが効いたのかしら?) ヒソヒソ
詩乃 (どちらにしても、よく分からない回復力……)
恋 「で、先輩達もサボリにきたんですか? ダメですよー、サボリはー」
詩乃 「いいえ違う。私達は……>>103」
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