過去ログ - むりやり小説ゲーム 四番館
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105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/16(土) 21:43:26.19 ID:3Q6oKTt2o
詩乃 「いいえ違う。私達は……ボイコットよ」

瑞希 「そうなのよ〜、詩乃が面倒な事は面倒だからイヤだって駄々を捏ねて」

詩乃 「だから私はただ……昨日の今日だからと……」

 恋 「……何か違和感」

瑞希 「どうしたの、恋ちゃん」

 恋 「詩乃先輩が、私とか言ってたら怖いというか、気持ち悪いというか」

詩乃 「ッ!? そ、その……えと……うぐぅ」

瑞希 「ちょっと乙女に目覚めちゃってるのよ。何せ今日はブルマだから、うふふ」

瑞希 (これも誰かさんのミスだなんて言えないわね。もう面倒臭いらしいわ)

 恋 「で、ぶっちゃけただボイコットしてきた訳じゃないですよねぇ?」

瑞希 「まぁ、そうね。……あんな危ない事を一人でしでかした恋ちゃんに、お説教かな?」

詩乃 「……どうして、先走るような真似を。ううん、それよりも……」

詩乃 「いつから、能力者に?」

 恋 「能力を得てからまだ数日くらいしか経ってなくって、えへへへ……」

詩乃 「……ちなみに、どんな能力?」

 恋 「スキルマスターっ! そう、私が新世界の神だっ!! みたいな能力です」

瑞希 「……それって、つまりなんでも出来ちゃうみたいな? 凄いじゃない〜!」

 恋 「でも実際、電撃を放とうとしても……えいっ……!」

 ビリビリッ

 恋 「この程度の能力がたくさんあると思って貰えれば……あはは……」

詩乃 (……指先からちりちり、電磁波が放たれただけ……私以下の能力……)

瑞希 (……使い物になるかどうかと言えば、厳しそうねぇ……)


 『それでは、第一種目、跳び箱サバイバルレースを始めたいと思います。参加選手の皆さんは――』


瑞希 「そう言えば、これに>>106が出てるらしいわ、遠目で応援してあげましょうか〜」


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