11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/09(土) 23:40:23.07 ID:EQnIrSnvo
詩乃 「…………マズイ!もう一杯!」
愛 「あ、はい……どうぞ……」
愛 (って、何かCMっぽくなってるっ!?)
詩乃 「……やっぱりマズイ。もう一杯」
愛 「って、これが最後ですぅ、詩乃先輩ぃ……」
詩乃 「……ごく、ごく……ふぅ、身体が熱くなってしまった……。とりあえず、もう一杯」
愛 「もうありませんからぁ!!」
姫菜 「って、詩乃先輩、なんか……」
乃亜 「お酒臭い……ような……」
詩乃 「ひっくっ。……ふふ、ふふふふふ」
姫菜 「って、急に笑い出したっ!? 詩乃先輩、そんな事より小夜先輩の様子が!!」
乃亜 「そうだよ、おかしいんだよー。……なんていうか、目がイッちゃってるような」
小夜 「……………ヒヒッ」
詩乃 「……任せなさひっく。ボクが彼女を何とか元にひっく、戻してひっく!」
姫菜 (……絶対に、無理だわこれ……)
小島小夜は、三階建てはあろうカラオケボックスを丸ごとに消し去る、とんでもない能力の持ち主だった。
そんな彼女も、恐らく疲弊はしているハズなのだ。あの規模の能力を一気に解放したのだから。
しかし、鳴歌が撃ち込んだパワーシードガンとやらの効果なのか、彼女は様子を一変させ、一歩、また一歩歩み寄る。
詩乃 「……小夜、本当に具合は――」
酔っ払い気味の詩乃先輩が、ふらつきながらも彼女に歩み寄り、手を差し伸ばす。
しかし、その手が触れようとした瞬間、先に衣服が彼女の指先に振れ、そして詩乃先輩のブレザーが分解されていく。
千鳥足気味の為か、かろうじて肉体は分解されなかった詩乃先輩は、よろけながらも顔つきを変えていく。
詩乃 (……様子がおかしい、なんてレベルじゃない。……気が触れてる)
詩乃 (少し眠らせてあげる必要があるかもしれない。……ココはやはり電気系統の能力で、>>12を使うしか)
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