117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/16(土) 22:39:49.90 ID:3Q6oKTt2o
鳴歌 「白鳥先生は、先月から辞任、そして現在行方不明なのですが、噂では……エクアドルで観光ガイドをしているとかで」
朱理 「私にも、彼女の事は良く分からん。……頭の中がって意味だが」
恋 「もし本当にエクアドルとかに行ってたら……」
恋 「……愛、パスポートっていくらするんだろう?」
愛 「って、パスポートは申請するから、買うものじゃないって分かってるよね?」
恋 「買えないの!? パスポート!!」
朱理 「実際、今頃はエクアドルから更に別の土地に移ってるかもしれない。つまり、連絡は取れないんだ」
朱理 「まぁ、何せ……キミ達は何もしなくて良い。しかし、ゲーム製作は暫く待って欲しい」
小夜 「先生、それが凄く気になっていました。どうしてあの時、取引の内容に、部の休止措置を取らせたのか」
小夜 「そして、ゲーム製作を頑なに拒むのか。……教えて頂けますか?」
朱理 「……部については、キミ達の身を案じての事もある。と受け取って欲しいかな」
朱理 「ゲーム製作については……。……そうだね」
彼、もとい彼女は腕組みしては、暫く視線を伏せて思案する仕草を見せる。
そうして暫く、彼女はふと顔を上げて言うのだ。この頃、丁度次の種目に移り変わろうとしている頃だった。
『次の種目は、走り幅跳ばない、走り幅跳ばない。出場選手の皆さんは――』
恋 「……え、なんて、言ったんです?」
朱理 「先程も言ったが、Aの世界の影響を強く受けていると言ったと思う」
朱理 「だがそこが、ゲームの世界そのものだとすればどうだろう。……その世界に住んでみていると、そうは思えなくなる不思議はあるが」
朱理 「そして、どの世界軸でも、恋、キミはゲーム製作を断念する、そういう運命にあるんだ」
朱理 「だが、キミがもしゲーム、もといエロゲーを完成させたとしよう。……キミの能力もあり、そして根幹を揺るがす自体となり――」
朱理 「Aの世界は無かったコトになり、そして……この世界は>>118」
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