119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/16(土) 22:53:05.54 ID:3Q6oKTt2o
朱理 「Aの世界は無かったコトになり、そして……この世界はみんなが神様になってしまうのだ」
恋 「そういえば、全人類神格化計画、とか私の影が言っていたような。でも何か違うような」
朱理 「心の一番の目的はそれだ。特別な人間を作り、選び、そして遺す。随分と歪んだ存在となってしまった」
朱理 「だが、その選別した人間を新世界……新たな世界を築こうと、企んでいるのだよ」
朱理 「その舞台が……此処、つまりこの世界だ」
恋 「……要するに、纏めると……どういう話なの?」
小夜 「簡単よ。四十万心って人を消せばいいだけ。それで万事解決、でしょう?」
朱理 「……どうかな。ともあれ、少しの間、私に任せて欲しい」
恋 「……あのぉ、先生、エロゲー製作しないと、人類神格化計画は成らないと言いましたけど」
恋 「逆、ではないんです……よね。……作っちゃダメなんですよね」
朱理 「Aの世界の美樹クンが推測した話だ。私にもそこまで先の未来なんて分からない」
朱理 「しかし、私の世界の美樹クンは、この世界の美樹クンよりも能力に長けていてね。それはもう、助けられたものだ」
朱理 「それでも、我々、そして私の世界のキミ達は、心に敵わなかった訳なのだが――」
あの土属性使い、そこまでの能力者なのだろう、と、先日の彼女を思い浮かべる。
薄らとだが、私や愛に似ているような気がして。でも冷酷な瞳で、残酷な笑みを浮かべて私を待ち受けていたのを思い出す。
ぞっと背筋を震わせてしまう。あの絶対的自信は何処から来るのだろうと、肩を震わせてしまうのだ。
『第三種目は、対抗リレー対決ポロリもあるよです。参加選手の皆様は――』
愛 「あれ、これお姉ちゃんが出る種目だよね?」
恋 「……へ?」
愛 「ほら、さぼってないで行かないとー。私達、応援してるからねっ!」
恋 「ちょーっとまって、ポロリって何!? ポロリって!!」
小夜 (まさか、私も白組としてリレーに参加する事になっているだなんて、恋には言えないわ……)
小夜 (恋と競い合うだなんて、私には辛い……! だけど、これも恋の為……!)
小夜 (このリレーに勝って、恋に……>>120するのよ……!)
992Res/649.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。