135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/16(土) 23:56:02.72 ID:3Q6oKTt2o
恋 「まあ、明日隕石ふってくるわけだし」
恋 「どうでもいいかなーって……」
小夜 「って、唐突ね!? ……同棲の話は、無かったコトにしておくわ」
恋 「……別に、小夜と暮らすのがイヤだって訳じゃないよ?」
恋 「でも、なんかそんな気がしたーだなんて、うん、気のせいかもしれないけど」
小夜 「……じゃあこうしましょう、今日、一晩私を泊めて。それで満足するから」
私は落ち込んでいた。体育祭のイベントのお陰で、幾分かは吹っ切れていると思っていた。
しかし、私のこれまでの行動の根幹は、やはりエロゲー製作であった。それが無ければ、今の私は無いくらい。
その目的が無くなった事がやはりショックだったのだろう。次第に気分が再び沈んでいく。
そんな中、私は小夜と帰宅する事になる。彼女は本気で私の家にお泊りをするつもりらしい。
それ自体は別に構わない。ただ、エロゲー製作という目標が無くなった私は、上手く彼女に構えるだろうか。心配だった。
そんな帰り道、彼女はこんな事を言う。
小夜 「……体育祭、思ったよりも楽しかったわね」
恋 「……そうだね」
小夜 「恋のポロリも見れたことだし、私は満足よ」
恋 「……そうだね」
小夜 「……まるで、エロゲーみたいね?」
恋 「……どういう、コト?」
小夜 「確かに、ゲームは製作できない。私達の部って、活動目標が無くなったも同然」
小夜 「だけど、こういったエロゲーみたいなイベントは起きるじゃない、現実に」
恋 「それこそ、おかしい話だけどね」
小夜 「じゃあ、この世界そのものがエロゲーだと思えばいいわ。……あなたが主人公よ」
恋 「小夜……」
小夜 「そして恋、あなたは私とのフラグを立てた! 今晩、私の事を……好きにして、いいのよ///」 カァッ
恋 (……顔を真っ赤にして、こんな事を言ってきてるけど、どうしよう? >>136)
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