169:ミント ◆MINTG/yggg[sage]
2013/11/17(日) 23:00:40.30 ID:CxEXOA98o
そして二人が外に出るとそこには寂しそうな顔のリオンが立っていた。
レイニア「あ、すっかり忘れてましたわ…」
リオン「レイニア!やっと見つけたぞ!!」
レイニア「ごめんなさいね…。急いでおりましたの…」
リオン「急いでいたって…!!天使を泥酔させることかよ!!」
レイニア「ええ、…お陰で情報が掴めましたわ!あぁそれとこれはお詫びに」
レイニアはそう言って、リオンに渡す。それはこの店で包んでもらったツマミ各種だった。
本当はリズエルに買ったものだが、彼女が眠りこけた時に買ったもの。
リオンに渡しても特に問題はない。
リオン「ま…まぁ作戦なら仕方ないか…。お土産もあるんだし…」
レイニア「さて、帰りましょう。ちなみにこの天使はもう大丈夫ですわ。」
リオン「ほ…本当なのか?」
レイニア「ええ、すっかり仲良しに。それよりリオン。そっち持ってもらえます?
レディ一人ではさすがに運びにくいですわ」
レイニアとリオンは泥酔したリズエルを連れて岐路へと着いた。
-翌日-
リズエル「あたたた…頭が痛い…。」
リズエルが目を覚ます。そこは大きなベッドの上だった。
重々しいコートや服を脱がされ、可愛らしいパジャマを着たリズエル。
よく現状を理解していない様子で扉の外へと出てみる。
レイニア「おはよう…って言ってももうお昼なんですけどね」
リズエル「お前は確か…魔族の…」
レイニア「ええ、ガーゴイルのレイニア。自己紹介が遅れましたわね」
リズエル「…するとここはお前の家か。どうして私はここに!?」
昨日の夜の出来事を覚えていないようで、悩んだ様子で椅子に座る。
そしてレイニアが昨日まであった出来事を説明していると>>170
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