187:佐々原海 ◆S1TzStjJG6
2013/11/23(土) 19:28:04.83 ID:1NGhiDbzo
自分が拉致監禁されていることに気付きながらも、
わざと俺の元にいる理由が分からない。
咲耶「狙いだなんてそんなそんな。私はただ厨二秒だけですわ」
咲耶「こういうのって中々経験できないことじゃないですか。大丈夫です。こういうピンチに陥れば必ずや私の中に秘められし謎のぱぅわーが目覚めるはずです」
この女、俺が思っているよりも変なヤツらしい。
咲耶「あ、そろそろご飯が炊き上がります。シグマ様、とりあえず食べていいですか?」
シグマ「お前が餓死されても困る。それにせっかく作ったんだろ。勝手にしろ」
咲耶「一緒に食べませんか?」
シグマ「お前、俺が怖くないのか!? これでも犯罪者だぞ! お前を拉致監禁している男だぞ!」
咲耶「あら、まだ犯罪者ではないですよ? 拉致監禁は犯罪ではありますが、犯罪者とは罪を犯して、その罪を受けた人のことです。シグマ様の犯罪はまだ明るみになっていなければ、
その罪を受けているわけではありません」
物怖じせずにそんなことを言うお嬢さん。
中々に肝が据わっているというか……こいつ、かなり変じゃね?
シグマ「……」
咲耶「さ、シグマ様。一緒に食べましょう。わたしが手ずから作った>>188です! 一口だけでもいいですから、食べてみて下さい!」
ドンと更に盛られたモノを持ってくると、咲耶は渾身のドヤ顔を見せた。
俺はそれを恐る恐る口に運んだ。
シグマ「……! これは>>189だ」
俺は静かに感想を口にすると、咲耶はますます顔を明るくした。
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