過去ログ - むりやり小説ゲーム 四番館
1- 20
213:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/23(土) 21:12:22.25 ID:5XWBTTbio
 私がそう口を開くと、場に居た全員がはぁ? といった顔をした後、全員で私に向けて「この非常時に、頭天国なの?」と言ったのだ。

 ごく最近、警報以上の段階による事態を想定された、特別警報なる存在が確立された。
それがまさか、大雨でも洪水でも、はたまた暴風でもなく、まさか隕石に適用されるとは誰しも思わなかっただろう。

 隕石、つまり種。降って来るその大きさは大小かなりサイズが違うらしく、大きいものでは岩並みのレベルの大きさが落ちてくる。
しかし、小さいものであれば豆粒程度の大きさ。つまり、国を滅ぼす程の規模の大きさが落ちて来た訳ではない。

 だが、異常事態はそれだけではないのである――。


小夜 「恋、あなたも見たのでしょう、パワーシード栽培施設に居た、あの化物たちを」

詩乃 「……私と小夜達はきちんとは見ていない。けれど、アレは……最早異形としか呼べない存在」

瑞希 「私は見たわ。……足は遅いけれど、手は四本、場合によっては五本に生えていたり……」

一美 「シャレにならなかった……。足もいっぱいある人の成れの果てみたいなのが居たし……」

 恋 「……それは、私も知っている。けど……!」

美樹 「恋ちゃん、今は本当にそんな事言っている場合じゃないよぉ。予測してみたんだけど、最悪の場合――」

美樹 「全国、ううん、世界中の人々が、あの成れの果てになる可能性が……あるの」

美樹 「でもそれは、あくまで可能性で。……多分、適応出来ない人が、あの種から発生している汚染物質を浴びてしまうと……」

姫菜 「……クリーチャーと、化してしまう……と」

乃亜 「それってある意味ゾンビパニックじゃないですかぁ! ……ちょっと、憧れた時期もあったけど」

姫菜 「実際にこうなるなんて、想像……しないものね」


 そのパワーシード、それを液体にしてクスリとして飲んだ事例がある。そうして能力に目覚めてしまった少女達も存在する。
しかし、それは濃度をかなり薄めて飲用した場合であり、今回の場合、その隕石、つまり種に近寄るだけで変化を齎す。
最悪の場合が、非適応の場合の異常作用なのだが、それが幾つも例を見るハメとなってしまう。


 恋 「でも、今……此処に住んでる人たちも、他の人たちも、皆、希望を失っている!」

 恋 「だからこそ、今こそダンスするしかないんだよぉ!!」

小夜 「私なら……あの隕石を消すわ。虱潰しに。……そんな暇があるのならね?」

詩乃 「ボクも、ううん、私もそう思う。……それに、どうしてダンス?」

 恋 「だって、私達は芸で夢を与える部活だし……」

美樹 「エロゲーは、何処へ行っちゃったんですかぁ……?」


 恋 「うぐぅ……、で、でも、今やるべき事は>>215というダンスで人に夢、そして希望を与える事だと思うのっ!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
992Res/649.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice