過去ログ - むりやり小説ゲーム 四番館
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254:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/23(土) 22:57:04.71 ID:5XWBTTbio
真笠 「ずばり、い……芋!」

 恋 「今、何か別のことを言おうとしたんじゃ?」

真笠 「総理であるこの私がそのような事すると思うのか?」

 恋 「そこで肩書きを利用するなんてズルイっ!」

 恋 「ていうか、芋じゃ意味分かんないよ……ちゃんと説明してくださいっ!」

真笠 「そう不貞腐れるな、良いスジを見せてもらった礼だ。先ずは紅茶でもどうかな?」

 恋 「芋ティーとか要りませんから! 後、スジスジ言わないで下さいっ!!」

真笠 「くかかかっ、いきなり随分な口を利く様になったわ!」

 恋 「……あっ! ……その、すいません……」

真笠 「それで良い。その方が話もし易いしな。……ともあれ、この茶葉は特製だ、香りも良いだろう?」

 恋 「だから芋ティーなんて……って、凄い良いハーブの香り……♪」

真笠 「でもこれ、実は芋から出来た茶葉なんだがな?」

 恋 「ええぇっ!? そんなの信じられないっ! でも……こくん……美味しいっ!!」

真笠 「……さて、本題に入ろうか。狩野恋、と言ったね、キミは」

 恋 「え、あ、はい。……つまらない名前で、ごめんなさい」

真笠 「いきなり名前を卑下して謝られると困るのだが……まぁ良い」

真笠 「……いきなりでアレだが、女子高生は総理大臣、なんてエロゲーはやった事はあるかな?」

 恋 「……は?」

真笠 「幼馴染である女子高生がメインヒロインなエロゲーだよ。私も何気にあのゲームは覚えていてなぁ」

 恋 「……総理が話す内容ですか、それ……」

真笠 「なぁに、キミに総理大臣に仕立て上げようという訳ではない。……だが、ちょっとした希望になって貰う」

真笠 「何せニコ生で60億の視聴数をたたき上げたスジ……じゃなくて、存在だ。……キミはちょっとした女神となっているのだよ」

 恋 「……すいません、全く話についていけないんですが」


 私が現状を理解するのには暫く掛かり、そしてその驚きに身体を震えさせてしまう。
60億をたたき出したその生放送は、録画では既に残ってはいないらしいのだが、キャプチャーされた画像が数多く出回り、
既に私の事を知らない人間はこの世に存在しない、とまで言っても過言じゃないくらいにまで広まっているという。

 そんな私を女神と称した真笠総理は、私に人々の希望である>>256となれと言うのだ。


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