過去ログ - むりやり小説ゲーム 四番館
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284:ミント ◆MINTG/yggg
2013/11/24(日) 21:04:08.89 ID:Z9IyhL3Ro
『BAR HELL'S GATE』
コトノの経営する小さなバー。ここに二人の堕天使が集まっていた。
一人はリズエル。酒と肉、自由という気持ちに溺れ、堕天化した下級天使である。
そしてもうもう一人は、天界から逃げてきた絶対神の娘ソフィアだった。

コトノ「天使ちゃんが堕天使ちゃんに…。」
リズエル「いやぁ…思ったより地上っていいとこで…、天界何もなかったから…」

コトノは余り驚いていないようだった。今まで堕天使をたくさん見てきたからだろうか…。

ソフィア「私もびっくりしました。まさか、通話中に堕天使になるなんて…」
コトノ「何故そんなタイミングで…」
リズエル「なんか神の目を気にせずに話せる場所と思ったらここしかなくて…
     それで酒の味思い出しちゃってさ…」
コトノ「堕天使ちゃん、正直になったわ…。」
リズエル「天界じゃ欲は禁忌だったからなぁ…。あ、私はグレープで」
ソフィア「あ、私はいつもので」
リズエル「姫様、もしかして常連ですか?」
ソフィア「うん、ここはいい場所だよね。コトノさん、料理上手だし、お話聞いてくれるし」
コトノ「私はただの話好き…。」

コトノはそうつぶやくと二人の元にそれぞれが注文したカクテルの入ったグラスを置く。
それと同時に今日のメニュー表を二人に渡した。

コトノ「今日のおつまみはこちら…」
リズエル「ここっておつまみ日替わりなんだぁ…」
ソフィア「いや、マスターの気まぐれよ。」
コトノ「在庫と気分次第…。あ、でも休日は毎週水の日…」
リズエル「水の日は休みか…」
コトノ「あ、これ名刺ね。」

リズエルはコトノの名刺を受け取り、ソフィアと出会いを祝し乾杯をする。
そしてリズエルはソフィアに、何故天界から亡命したか聞いてみると>>285


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