過去ログ - むりやり小説ゲーム 四番館
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319:佐々原海 ◆S1TzStjJG6
2013/11/30(土) 19:01:19.43 ID:9gFLr9AHo
■Scene1

 世界は俺にだけ厳しい。
 どこかの小説で、「不幸だーーっ!」とわめくイマジンブレーカーがいたような気がするが、
 俺にも不幸が満ちていた。

 生まれてきた時から、それは付きまとっていた。
 七五三の写真には心霊写真が写りこんで不気味がられ、
 歩けば不良と肩がぶつかり、お金を持てば落とし、疑いが生まれればその他先は俺に向く。
 ものを買えば初期不良で、クソサポートを引くのも、某国のように当たり前だ。

 俺の人生を一言で言うならば、『不幸』。その一言に尽きる。

 弱い17にして、この達観ぶりはどうかと思うが、仕方ない。
 全ては不幸が悪い。
 だから、多少の不条理ならなんとも思わなくなっていた。

 そう、多少の不条理ならば。


 しかし、今、俺は過去にないほどの不条理を感じていた。

国家権力「キミが>>320君だね。わたしはこういう者だが……キミに>>322の疑いがある。話を聞かせてくれるよね?」

 それは……こともあろうに国家権力が、絡んできたからだ。


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