393:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/30(土) 23:22:40.71 ID:X+0Pd3Jio
今日は約束がある。一応、顔だけ出してあげようと考えている中、ついつい指先が踊るように動いてしまい、
それに焦らされた形になった晶は、次第に私を求めようとし、ジェンガをするのである。
晶 「はぁ、はぁ、はぁ……///」 スッ
心 「…………」 スッ
晶 「ん、あぁ……ぁっ……」 ガタン
心 (……この子、なんで興奮したらジェンガしたがるのやら)
晶 「やだ、私が先に崩しちゃったぁ……うぅ……///」
心 「ジェンガで涙目になりながら興奮できるのって、晶、あなたくらいしか居ないと思う」
晶 「それ、褒めてくれてる?」
心 「割と貶してる」
晶 「……しょぼん」
心 「それより、今日は約束があるって話、したわよね」
晶 「うん、ちゃんと聞いてる」
晶 「でもその前に、あの子がまたコンタクトを取ってきた。……仲間に入りたいって」
心 「あの子ね……。……チョット気が乗らないのだけど」
晶 「彼女、必死だった。……会うだけでも」
心 「しょうがないなぁ。晶のお願いだから、聞いてあげるだけよ?」
晶 「……うん!」
―― 横浜の繁華街にも、やはり種は降り注ぎ、その一帯は誰も近寄れない封鎖状態となっている。
全く関係のない人間がそこに歩み寄れば、大体の割合で突然変異を起こすからである。
だが、既に能力を得ている私達にとっては、そんなものは全く関係がない。既に汚染されたようなものなのだから。
そこのファミレスだった建物に、彼女は居た。一人、グラスに水を注いで、それをじっと眺めている様子だった。
心 「……会うのは、二度目だったっけ?」
刹那 「……はい。……それで――」
心 「チョット待って。先に聞きたいことがあるの」
心 「あなたは……攻めと受け、どっちが好き?」
刹那 「え、ええと、そのぉ……>>394」
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