486:(゚Д゚ili) ◆ijoH.SW14M
2013/12/02(月) 01:10:33.60 ID:WtzB6alBo
「…!?」
刀の柄、ではない。
固く細く、繊維の生えた奇妙な感触、擦留蔵の顔が焦りにゆがむ。
ちらと視線をよこしてみせる、腰に下げていた刀がいつの間にかごぼうにすり替わっている。
大男がニヤと笑い、刀を振り上げた。
瞬間、擦留蔵の脳裏を過ったのは「まずい!」ではなかった…
「これでは峰打ちが出来ない!!」
心の声が喉を通り、言葉となって擦留蔵の口から飛び出した。
大男の刀が擦留蔵の脳天めがけ振り下ろされる…が!
それを黙って見過ごすほど、イケメン侍は薄情ではなかった。
大男の手首をつかむと、その首元に手刀を打ち込み
続けざまに床を蹴り、店の外へと押し出した。 イケメンタックルである。
イケメン侍が大男を押し倒したのを確認すると、すかさず擦留蔵は>>487
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