過去ログ - むりやり小説ゲーム 四番館
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517:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/07(土) 21:36:15.32 ID:PZa6xl4Zo
 心 「いい? ギャルゲーを少しはするのは構わないけど、それよりもっと、真人間のフリを頑張りなさい」

 恋 「真人間のフリって、真人間だよ私はっ!!」

 心 「ギャルゲーする女の子が真人間な訳がないでしょ!」

 恋 「そんな事ないもん! お姉ちゃんはいつも勉強ばっかりで! それに……」

 恋 「私、知ってるもん。お姉ちゃんがみんなからどう思われてるかって!」

 恋 「……イヤな事ばかり、言われてる……」

 心 「……だから何よ」

 心 「私が頭が良くて、要するに天才だから妬まれているだけ」

 心 「恋はそんな私に付いて来ればいいの! そしたら、きっと将来も……」

 恋 「……やだよ」

 恋 「そんなのやだ、お姉ちゃんに何でも決められるのなんて、やだ!!」

 恋 「やだもんっ!!」 タタタッ

 心 「ま、待ちなさいよ恋っ!! って、もう、あの子駆け足は早いんだから……!!」


 そう、この時私はケンカをした。真人間というフレーズだけで、些細なケンカに発展した。
しかしこの頃、丁度今日という日に、こんな事が起こるなんて当時の私も知る由もなく……。


 「両親の、離婚が決まるのよね……」


 だから私の姓は四十万で、恋の姓は狩野のまま。彼女は、父親に引き取られる事になり、
私は母親に引き取られる事が直に決定する。
しかし私にとっては、もっと胸が苦しい出来事があった。恋と、中々仲直り出来ない状態だったコト。


 心 「ねぇ、恋……」

 恋 「…………」 プイッ


離婚が決定したというのにも関わらず、恋は殆ど口を開きもしてくれない。
もう時間が無いと私が取った行動は、>>518だった。


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