過去ログ - むりやり小説ゲーム 四番館
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540:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/07(土) 23:30:35.03 ID:PZa6xl4Zo
 咲 「それはそうと、今度、またパフォーマンスするんですってね。何でも……次はライブだとか!」

 心 「ええ、まぁ……」

 咲 「……でも、鳥羽君を信用しすぎるのもダメよ?」

 咲 「彼は野心の塊。それを朱理ちゃんの存在が抑えていてくれているけれど」

 咲 「いつか暴発する。あなたはその野心に巻き込まれるかもしれない」

 咲 「……ううん、もう既に彼の術中にハマっているのかも」

 心 「大丈夫です。私は無能力者になんか負けません」

 咲 「だったらいいのだけどね」


 彼女のその時の寂しそうな笑みは、今も私の脳裏に刻まれている。
それは、彼を想う気持ちから来たものだろうと思われるが、この時の私は、妹と会いたいという一心で動いていた。
そしてライブ活動に励み、ある種アイドルのような存在になってしまった私に、鳥羽は言った。


鳥羽 「ではそろそろ、動こうか」

 心 「動く? またライブ活動でも?」

鳥羽 「いや違う。……ただの演説で構わない」

鳥羽 「ただ、少しばかり、願望を篭めて欲しい。内容は簡単だ」


 それは冬、私がクリスマスイヴの日に姿を見せると大々的に宣伝すれば、世界中から人が集まるビッグステージとなる。
最早それだけの存在となった私に、鳥羽は言ったのだ。

 >>541という願いを篭めろ。その言葉におyり、鳥羽の野心が垣間見えた瞬間だった。


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