545:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/07(土) 23:53:38.17 ID:PZa6xl4Zo
恋 「……アイス食べたい」
心 「あ、アイス?」
恋 「……冷たくて、あまぁい……アイスクリーム」
恋 「食べたいと……思わない?」
その様子を見て、ぞくりと背筋が寒くなった事を思い出す。この時、彼女を見て思ったのだ。
暫く会わないうちに、彼女は変わってしまったんだと。最早、あの頃の妹の恋ではないのだと。
だからこそ、私が再び姉として、立派に更正させないと。そう思っていた。
同じ学園に通うようになり、私も去年よりも足を運ぶようになったものの、
やはり何かに拒まれるように彼女とは中々出会えず、ただ噂話を聞くばかりとなっていった。
女子A 「ねぇ、聞いた!? あの話!!」
女子B 「聞いた聞いた。芸夢製作部がまた何かするんだって!」
女子C 「でも内容はシークレットだって。それにしても、あの部の子達って……」
女子B 「皆クスリじゃなくて、普通に覚醒したんでしょ? ありえないっつーか」
女子C 「それもこれも、狩野恋って子がすごいらしくって、彼女が導いたっていう話だよ?」
女子A 「じゃ、私も入部したらすごい能力手に入っちゃったりして!?」
そう、度々聞く噂話とは、狩野恋が率いる芸夢製作部が、どのような行動を行うか、である。
しかしそれは表向きの話であり、裏では別の行動を取っているのがあの部である。
彼女は、その部の連中を率いて、政府関連の能力関係施設を急襲、何かを探っているように思えた。
勿論その防衛にと、私も声を掛けられる事があったのだが、流石に私は相手が妹なだけに、拒み続けていた。
しかし今度はどういう訳か、鳥羽先生と狩野恋は手を組むことになる。
それは……>>546という切欠であった。
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