過去ログ - むりやり小説ゲーム 四番館
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556:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/08(日) 00:38:46.63 ID:E+sufeTwo
 白鳥先生がそう言うものだから、私は……破廉恥なモノを取り戻すよう願掛けするのだが、
それは、姦染シリーズのような世界という展開を及ぼすのだった。

 性のパンデミックは、更に暴徒を加速させた。そしてそれは、思った以上に効力が強く、
恋でも簡単に止められず、彼女の抑えがあったとしても、それは次々と行われていくのである。

 それ程、私の能力は効果が強まっていた。それは、恋の代わりが出来たからだろう。
晶という大事な存在が、私に力を与えてくれている。だからこそ、そんな厄介な出来事が起こり、白鳥先生は狼狽した。


 咲 「……どうすれば良いの、どうすれば……」

 心 「私が、普通に世界平和を願えば良いだけじゃないでしょうか」

 咲 「それは、この前にもやったじゃない! でも、それは通じなかった。何故!?」

 咲 「答えは、その願掛けにより、人々の欲望が強まり、加速して、もう……心ちゃんの願掛けじゃ通じないくらいに広がったせい!」

 咲 「一時的に収束はしても、また再び巻き起こってしまう。それに、心ちゃんがそんな規模の能力を何度も展開すると……」

 心 「死ぬかも、しれません。……だけど」

 心 「世界のゴミを排除するのが、私の仕事ですから」

 咲 「心ちゃん、何処へ行こうというの!?」

 心 「少し、ゴミ掃除に行って来ます。……欲望の強いゴミを排除していけば、次第に願掛けも通じるようになるかもしれません」

 咲 「そう、そうね。そうかもしれない……そうかもしれないわ」


 白鳥先生が、徐々に歪んでいったのを、私は知っていて見過ごしていた。彼女もまた、歪んでしまった存在。
だけど私には関係ない。晶と一緒に過ごせるのならそれでいい。そして、欲を言うならば妹とも一緒に――。


 ―― しかし、最大の事件の始まりは、鳥羽先生が執心していた研究、時空超越法と、赤坂朱理の疲弊。
そして、恋もまた当時の鳥羽修介の掌にあった事により、それは起きてしまう。

 最後に赤坂朱理に出会ったのは、彼女の能力により私の傍にやって来ては、私に鳥羽先生を止めて欲しいとお願いされた時であり、
彼女の願いを叶える為に私は鳥羽修介に会いに行った時には、既に彼女は抜け殻のように静かに横たわっていたのだ。

 その切欠により、私と言う存在が世界を滅ぼし、次世界を生み出す事になる――。



〜〜〜 つづきます


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