過去ログ - むりやり小説ゲーム 四番館
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674:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/14(土) 23:26:40.50 ID:hMe/y8v7o
市乃 「という訳で、気付けば袋に入れたものを任意で自由な場所に送れるというサンタパワーを得てしまいましたぁ……」

市乃 「って四次元ポケットじゃないですかっ!!」

四葉 「そうでありますいちのん」

市乃 「って、四葉!? ……なんでサンタコスなのか説明してください」

四葉 「四葉は、いえ、私達は彼に急遽選ばれる事になったサンタガールズなのであります」

少年 「……こ、こんにちは市乃さん!!」

市乃 「うげっ、去年から付き纏ってる例の少年、A君こと栄くん!」

 栄 「って、酷い言われよう……。僕は『あの人』から目を付けられた市乃さんを護ってきただけなのに」

市乃 「え? あの人? 護ってきた?」

 栄 「ま、まぁ……市乃さんはキレイだし、可愛いし、その……ええと、あのぉ……」

四葉 「顔が真っ赤であります少年」

市乃 「って、四葉、どうして栄くんと知り合いになってるの?」

四葉 「トナ貝を渡されて理不尽過ぎた為、サーチモードから割り出したであります」

市乃 「……は、はぁ」


 私が恐怖で気を失った後、四葉は栄くんと接触、トナ貝を譲り受け去ろうとした彼を捕まえる。
事情を聞き、彼女は彼を私の屋敷まで連れてきたという事だった。

 そして、私を去年からストーカーしていた彼はぽつりと話し始める。


 栄 「……あの人は、恐れているんだ。ただの人間が、サンタに取って代わられることを」

 栄 「サンタは、人望……人気が無いと力を発揮できない生き物なんだ。だから、プレゼントを毎年配ってる」

 栄 「そうして、僕達は生き永らえる事が出来る、そんな仕組みが出来てるんだけど……」

 栄 「去年、市乃さんを見たあの人は、サンタの人気が失墜する事を恐れて、とうとう強硬手段を取り始めたんだ」

市乃 「それが、私の暗殺……とか?」

 栄 「それだけじゃない。町を無くし、そして市乃さんの友達も消し去るつもりだと思う。だから僕はトナ貝を償還した……」

トナ貝 「という訳さお嬢さん……。フッ……」

市乃 (栄くんの話は大体分かったけれど、トナ貝さんのキザさが鬱陶しい……)


四葉 「で、あの人とは一体何者でありますか?」

 栄 「それは……>>675


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