697:ミント ◆MINTG/yggg
2013/12/15(日) 21:42:44.37 ID:kD7Ouozeo
そしてセトラが創造の書を読みふけっていると、とあるページに蚕の幼虫みたいなものが記されていた。
セトラ「なんだこれ…ふむふむ…なるほど…
この幼虫の蛹は高価で取引されるのかぁ…」
そこには蚕の育て方や価値などが記されていた。しかし滅んだこの村には人一人しかおらず
虫すらいるか怪しいものだった。そして再び中からエルが戻ってくる。
エル「お待たせいたしました。」
セトラ「あ、エル。この虫なんだけど…」
エル「あ、蛾ですね。この虫の蛹は実は高級素材なんですね。」
セトラ「何処に行けば捕まえられるかな!?」
エル「そうですねぇ…。強いて言うならこの大陸にはいないでしょう。」
セトラ「そっか…」
エル「確かここから南のバードリアス共和国が海外と貿易をしてるとのことなので
そこでなら手に入るものかと思います。」
セトラ「バードリアスですか…」
その時、セトラの心が少し負の感情に動いた。そんな感じをエルが受け取っていたようだった。
エル「まぁそれはさておき、農業に詳しい魔神の確認が取れましたでのお呼びします。」
エルがそう言うと創造の書がパラパラと一人でにめくり出し、農業のページへと進む。
そしてそこから光が放たれ、耳が尖った魔神が姿を現した。
エル「農業の総管理者ノブさんです」
ノブ「あぁ、よろすく。ノブといいます!」
セトラ「あ…はぁ…よろしくお願いします。」
訛りがひどい魔神が軽く自己紹介をすると早速村の畑へと移動する。
ノブ「ふむ…こりゃ酷いな。土が死んでやがる…」
エル「どうにかなりませんかねぇ…」
ノブ「んだなぁ…>>698」
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