701:ミント ◆MINTG/yggg[版権モノはちょっと・・]
2013/12/15(日) 22:18:23.03 ID:kD7Ouozeo
セトラは崩壊した倉庫へと足を踏み入れる。
するとそこには野菜の種や球根と言ったものが転がっていた。
セトラ「よかった…無事なのがまだあった…」
セトラは落ちていた種や球根を拾う。すると…
球根「あの…結婚してください…」
何故か言葉を話す球根がおり、求婚された。
セトラは無言でその球根をノブのところに持っていく。
ノブ「球根に求婚されただぁ!?」
セトラ「一応これ…」
ノブ「そりゃ、魔物だな。さては北のブゲンから流れてきただべか…」
セトラ「あぁ…幻獣の里なら有り得るかもしれないですね…
とりあえずどうしようこれ…」
ノブ「今の状態だと魔物も危険だ。燃やしてしまうだ」
球根「え…」
そして言葉を話した球根は炎の中へと放り込まれる。何かを言っていたようだが
やがて声が聞こえなくなり、灰となって消えた…。
ノブ「とりあえずこれでいいべな」
セトラ「すごい…畑が元通りに…」
ノブ「いや、元通りじゃねぇ。一応食物が育つ程度まで戻しただけだ。
あとは嬢ちゃん次第だな」
セトラ「ありがとうございます!…いやぁこれで食物の問題は解決です!」
ノブが魔導書に戻り、日が暮れる。
エル「いかがです?創造の書は様々なものを生み出す事ができる…。」
セトラ「確かに畑が蘇ったけど…もっと大規模に創造とかできないのかなぁ」
エル「それはお嬢様の力次第なのです。今のお嬢様では一人分が精一杯…
いわゆる村人A程度ですので…」
セトラ「つまりもっと力が必要というわけね…。うーん、頑張らないと…!」
エル「そのいきです!!それではまた明日に…」
そう言うとエルは魔導書の中へと吸い込まれていった…。
セトラも今日は色々あったのかベッドに入り込んだらそのまま眠り込んでしまったのだった。
そして次の日…セトラが寝ぼけた様子で外へと出ると>>702
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