738:ミント ◆MINTG/yggg
2013/12/17(火) 22:14:20.96 ID:mHuDMgZ6o
そしてある程度収穫し終えると…
エル「結構質のいいですね」
セトラ「当然でしょ。私が育てたんだから!」
自慢げに言うが実際はノブのおかげである。そしてこの収穫できた野菜や果実を
売りに行こうというのだ。
エル「でしたらその手に詳しい魔神がおります。」
そう言ってエルが呼び出したのはセトラとほぼ同年齢の少女だった。
リコ「お初にお目にかかりますわ。私はリコ。この本で商業関係を管理しておりますわ」
セトラ「へぇ…商人もいるんだ…。で、この娘も魔神?」
リコ「はい、これでも何百年も生きております。」
セトラより少し身長の低い魔神はそう言うと収穫出来た野菜などを伺う。
リコ「ふむ…形は多少よろしくありませんが、安全面は問題なさそうです。
ただ、一般的な野菜なのでどれだけ売れるかは不安なとこですね」
エル「やはり問題は土でしょうか?」
リコ「土ですね。もう少し生きた土が欲しいところです。
…まぁとりあえずこれはバードリアス共和国までにある村々で売ってきてみるとします。」
そう言うとリコは野菜などに魔法をかける。すると野菜はどんどんと小さくなり、リコのカバンに
収納されていった。
セトラ「入っちゃった…」
リコ「魔神の魔法ですよ。ちゃんと外に出せば大きくなりますし、この中なら
時間も経過せず、そのままの鮮度を保てるのです。」
セトラ「うわぁ…便利…」
リコ「でも魔神専用ですよ。」
そう言い残すとリコは呪文を唱える。そして彼女は一瞬にしてセトラの前から姿を消した。
エル「行商に向かったようですので、帰ってくるのを待ってる間何をいたしましょう?」
セトラ「とりあえずご飯にしようか。いい食材も手に入ったことだし」
エル「分かりました。」
リコを見送り、セトラと魔神たちは昼食にしようと家に入る。そして
昼食を楽しんでいると>>739
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