820:ミント ◆MINTG/yggg
2013/12/22(日) 22:59:45.64 ID:TwsbDMwxo
カメラマン「ほ…放送作家の企画なんだ…」
アイシャ「ね、僕の言ったとおりでしょ?」
アイシャが自慢げに言うが、セトラたちはあまり理解できていない様子だった。
その為、この会話にはアイシャが中心となった。
アイシャ「しかし問題はここからさ。…これは生放送なんだろうけど…
他村に不法侵入というのは…国としてどうなのかな?」
カメラマン「そ…それは…」
アイシャ「ここの村長はそこのセトラだ。だが、セトラはそのことを聞いていない。
しかもこんなふざけた真似しやがって…」
カメラマン「うう、それはそうなんだが…」
ライオネル「おい、アイシャ。他の人間がこんなの持ってたんだが…」
アイシャに渡されたものは俗に言う携帯電話だった。西の国ワイトライガに
唯一存在する便利な機械の一つである。
アイシャ「これは西の国で使われている通話機だね。
これで遠くの人間と会話ができる…」
ライオネル「伝書鳩みたいなやつか?」
アイシャ「そうだね…似たようなものだと思っていいよ。
ねぇ。放送作家の番号とか何番かな?」
カメラマン「それは…」
アイシャ「もう言い逃れとかしないほうがいい。
お前らは既に国際問題とかそういうのを破ってるんだからな…」
セトラ「…」
セトラは何かを言いたそうだったがあえて黙っているようだった。
そしてアイシャが問題の放送作家に電話をかけてみる。
放送作家「もしもし、なんかカメラの調子おかしいのかな?」
アイシャ「あぁもしもし。テムト村の者だが…あなたかな、こんなフザけた企画考えたの…」
放送作家「え…え…!?」
電話越しに慌てた様子の放送作家。そしてアイシャの追求が開始すると>>821
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