852:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/04(土) 22:17:00.71 ID:jydCgdfKo
俺に二発もローキックを飛ばし、挙句に度胸が無いとまで言わせたこの女子高生を懲らしめるには、電気あんましかないだろう。
勢いがあったせいか、緊張も無く、足首を掴んだ感触に一瞬飲み込まれそうになりながらも、直ぐに行動に移そうとする俺を見て、
酷く怯え出す女子高生、神埼未羽なる女は言った。
未羽 「ちょ、ちょっと!? な、何しようとしてるのよ、変態!!」
蓮路 「襲われても文句は言えないと言った筈だ……ぞっ!!」
未羽 「ちょ、へ、変態!! なにあたしの―― って、足、足が!!」
蓮路 「ククク……どうだ、俺の幼少の時以来全くやった事の無い電気あんまは!! どうだ、どうだァ!!」
未羽 「ひ、ぐ……痛い、痛いんだってばぁ……!!」
蓮路 「……気持ちよくならないだと!?」
未羽 「な、なる訳ないでしょ! って、これ以上ぐりぐりしないで! 本気で痛いんだから!!」
蓮路 「す、すまん、ついぷにって感触が心地良くて……」
未羽 「き、キモ過ぎてもうやだ……、本当にこの人じゃないとダメなのかなぁ」
改めて正座しなおした彼女は、緊張した表情で語りだす。
彼女の言う教団とは、つまり職場であった。では何の仕事なのかと言えば、人を幸福に導くという仕事。
益々宗教めいた話になっていくのだが、彼女はこんな事を言い出した。
未羽 「……世の中、不思議ってやっぱあるのよ。フシギってのが」
蓮路 「不思議発見的なヤツか?」
未羽 「違うって! かといって、世界を思うがままに操ったり、びりびり〜って電気を放ったり、そんな異能なんか存在しない」
未羽 「だけど、テレパス的なものは存在するかもしれない。……あたしも、ちょっとした異能の持ち主で」
未羽 「見えるの、ううん、分かるの。あたしにはその人の負が分かっちゃう」
蓮路 「しゅ、宗教ならお断りだと言った筈だ!」 ブルブル
未羽 「……手取り五十万よ? ウチの仕事」
蓮路 「ッ!?」
しごとを しますか? まだこばみますか? いや、そんな選択は即決である。
だが問題があった。ボーナスは何と>>853と彼女は言うのだ。
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