過去ログ - むりやり小説ゲーム 四番館
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858:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/04(土) 22:48:20.13 ID:jydCgdfKo
 命 「ちなみに、失敗した場合は、給料をちくわ換算となるから肝に銘じて」

蓮路 「ち、ちくわ換算、だとォッ!?」

 命 「ちくわ十万本進呈よ。現金が欲しければ頑張る事……」


 ターゲットは自宅に居るようで、俺は神埼未羽と共に事務所を出て、その場へ直行するハメになる。
移動にタクシーを利用するなんて、何てリッチな会社なんだと思いつつも、俺は彼女に尋ねるのだった。


蓮路 「なぁ、相談員って……何の話だ?」

未羽 「それが仕事。私達相談員は、岐路に立たされた人を救う為に選ばれた存在」

未羽 「見分けるのは割りとあたしの仕事なんだけど。……後は、あんたが頑張るだけ」

蓮路 「……岐路に立たされた人を、ねぇ」

未羽 「やっぱり、あたしのコト、信じられない? まぁそれもそうだろうけど」

蓮路 「確かに信じられないな、人の負とやらが見分けられるとか言われても、中ニ病の類としか思えん」

未羽 「……確かにね。けど、本当の話。ちなみに命さんは占いが得意なの」

未羽 「その的中率が9割だから恐ろしい話よねー」

蓮路 「フン、そんなモノ、所詮偶然だ、偶然に過ぎぬっ!!」

未羽 「何でそこで鼻息荒くなるのよ。……ともあれ、幸せにするのがあたし達の仕事だと思ってくれればいいの」

未羽 「……それが出来るのは、あんただけなんだから。分かった?」


 疑問が残った。何故俺だけなのだろうと。それを聞こうとした直後、タクシーはブレーキを掛けて停車する。
目的地に着いたようで、車から降りた俺と未羽は、そのマンションを見上げる形になる。


未羽 「えーと、ココのマンションの六階に住んでるみたい」

蓮路 「家賃、高そうだな……」

未羽 「賃貸じゃないわよ、ココ」

蓮路 「おぉ……ブルジョワ勢が住んでいるのか……!」


未羽 「六階に住んでる二十三歳女性の、田端玲子さんは今、>>859しているそうだから、接触は慎重にね?」


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