861:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/04(土) 22:56:02.41 ID:jydCgdfKo
未羽 「六階に住んでる二十三歳女性の、田端玲子さんは今、自殺未遂しているそうだから、接触は慎重にね?」
蓮路 「そ、それ、ヤバイだろう! 急がないと!!」
未羽 「オートロックだから、田端さんにエントランスの扉開けてもらわないとなんだけど?」
蓮路 「よし、ならば急ぐぞ! えーと、六階の……何番だ!?」
未羽 「603を押せば繋がるハズ。って、接触は慎重に。お願いよ?」
蓮路 「おう、任せろ! ブルジョワ生活の為にッ!!」
俺はインターフォン越しに田畑玲子なる女性が応対してくれるのを待つ。
二度、三度と鳴らし、ようやく彼女と接触することに成功したのだが、俺はどうやら焦っていたのだろう。
蓮路 「じ、自殺はやめるのだ! やめるのだ!!」
未羽 「ちょ、ちょっと! いきなり何言い出してるのよ!! しかも地味に口調がヘンだし!!」
玲子 「……貴方が、例の相談員の方ですか?」
蓮路 「お、おう、そうだとも! だから自殺はやめるのだ!!」
玲子 「……使えそうにありませんね。帰ってください」
未羽 「あのねぇあんた、彼女は自殺未遂を行って精神的に追い詰められているの。そんな人にいきなりそんな台詞投げてどうするのよぉ……」
蓮路 「だ、だったらどうすりゃいいんだ、俺は……!!」
未羽 「あんたが考えなさいよ。あんたじゃないと路を切り拓く事は出来ないって話なんだから……」
よく分からない話だが、ともあれ俺が先ず説得しないといけないようだ。
だが、どうして彼女は自殺を考えた? 情報が不足しすぎてもう一つ把握しきれていない。
恐らく金銭的な問題では無さそうだ。ともあれ、直接彼女と話をするしかないと考えた俺は、こう叫んだ。
蓮路 「>>862!!」
992Res/649.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。