874:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/04(土) 23:41:09.44 ID:jydCgdfKo
そうして唐突にお説教を喰らうハメになったのだが、田端玲子の様子を尋ねてみれば、なぜか嬉々として虐めのように仕事を出してくるのだという。
蓮路 「フッ、やはり俺のカンは正しかったか……」
未羽 「こっちも大変なのよ!? 最近妙な笑みを漏らすようになってるし、あの人!」
蓮路 「それで良い。彼女は素質があった。そして、その素質を開花させる切欠さえあればそれで良かったのだ」
未羽 「な、何の話よ、それ」
蓮路 「さて仕上げと行こう。田端さんは在宅か?」
未羽 「今、寝室で何かを準備してるみたい、なんだけど……」
蓮路 「では、俺がこれから伺うと彼女に伝えておいてくれ」
未羽 「え、直接言いなさいよ――」
途中で電話を切った俺は、愛用の黒のロングコートを羽織り、社長である命ちゃんに言う。
蓮路 「命ちゃん、俺は出てくる。仕上げの時間だ」
命 「そう。……上手く行くといいけど」
蓮路 「占い通りに行くだろう。……任せろ」
命 「……彼、順応性、高すぎ……」
―― そうして、田端玲子の部屋を訪れた俺が見たものは、ドSの洗礼を受けた未羽の>>875という姿であった。
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